100question

こちらの「小説書きに100の質問」、答えてみました。


1 まえがき(あなたの意欲をどうぞ)。

 あなたがあたしのことをどれだけ知っても、あたしはあなたのことを知ることができない。それでもやっぱり、あたしはあたしのことを語る。それがいったいどういう意味か、解る?

2 あなたのペンネームを教えてください。

千村はつひ、です。

3 小説の中の人物として千村はつひを描写してください(自己紹介)。

「遅っ!」
 苛立った口調で言われて、しまった、と僕は思う。
 いつの間にか千村さんのジョッキはすっかり空になっていた。僕のジョッキは、まだ半分もビールが残っているのに。僕が遅いのではなく、あなたのペースが速すぎるのだ――と、訴えかけてやめた。
 君子危うきに近寄らず、だ。酒さえ与えておけば、彼女はそれで御機嫌なのだから。

4 あなたの職業は?

主婦。あるいは雑誌校正とかライターとか作詞家とか。

5 あなたのバイト遍歴を教えてください(あれば)。

大学時代にやったバイトで思い出せるのは、ファミレス、コンビニ、テーマパーク、宝石会社、広告代理店、クレジット会社、パソコンショップ、テープ起こし、ぐらいか。他にもいろいろやった気がする。単発モノとかもなんかいろいろ。

6 小説書き歴は。

初めて書いてからは15年くらい。でもちゃんと「小説を書こう」と思って書き始めたのは大学卒業後、8年くらい前。

7 小説書き以外の趣味を教えてください。

お酒を飲むこと。散歩をすること。入浴すること(温泉なら尚良し、露天であればさらに良し)。根は道楽者だけど、お金がかかることはあんまり好きじゃない。

8 好きな小説のジャンルは。

日本人が書いた大人向けのものなら、きっかけさえあればたいてい好き嫌いせずにいただきます。

9 好きな作家は。

島田雅彦さん(恋人になりたい)
山田詠美さん(10代のころ多大な影響受けすぎた)
重松清さん(良い意味で狡いと思う)
よしもとばななさん(同じ師を持つため勝手に親近感)

10 尊敬する作家は。

田辺聖子さん(いろんな意味で、理想的な女性)

11 好きな小説は。

たくさんありすぎて、挙げられない。

12 好きな映画は。

映画というもの自体、そんなに好きじゃないみたい。

13 好きな漫画・アニメは。

漫画はよく読むけど、未だ岡田あーみん先生の呪縛から逃れられません。
アニメは観ません。

14 好きなドラマは。

最も近い過去にハマったのは、「白い巨塔」。

15 良く聞く音楽は。

最近は日本語で唄われたストレートな音楽が一番良くなってきました。オシャレとか高尚とか技巧とかは、もういいや。

16 心に残る名台詞と、その出典は?

田辺聖子さんの「人生の甘美なしたたり」全文

17 月に何冊くらい本を読む?

ムラがある。読まない月はまったく読まないし、読む月は5〜6冊くらい。総じて年間だと月1〜2ペースぐらいか。少ないな。

18 小説以外ではどういう本をよく読みますか。

フリーペーパーとか……?(それって本じゃないのでは、というツッコミはしないであげてください)

19 読書速度は速い方ですか遅いですか。

驚異的な遅読。途中で「あーあれ伏線だったのか」と思ったら、またそこまで戻って読んだりする。延々と終わらない。

20 あなたは自分を活字中毒だと思いますか。

活字というより印刷物中毒かと思う。本の匂いとか、新聞の匂いとか(匂いフェチ?)。

21 執筆に使用しているソフトは。

秀丸エディタ。ひたすらテキストを打つのみ。

22 初めて書いた小説のタイトル・内容。

花火がどうとかいうやつ。タイトルは素で思い出せない。
内容はありがちで爽やかな恋愛もの。高校1年生のときに書いた。

23 小説のタイトルはどうやってつけていますか。

一番言いたいことがダイレクトに伝わること・語感がいいかんじなこと・(オマージュでない限り)過去に同タイトルが使われていないこと、を考慮して。

24 あなたが書く小説のジャンルは。

広義の青春モノ。痛い。

25 一人称と三人称、どちらで書くことが多いですか。

一人称。青春の迷走を描くには一番合っている。

26 短編と長編、どちらが多いですか。

どちらとも言えない。どちらも好き。

27 どのくらいのペースで小説を書いていますか。

できるだけ毎日、最低1センテンスは書くようにはしている。最近ままならない。

28 ストーリーと登場人物、どちらを先に決めるか。

ストーリーが決まった時点で、どんな人間が登場するかは決まってる。プロットを詰めていく仮定で、各キャラの細かい設定が決まる。同時進行。

29 ストーリーはどういう時に思いつきますか。

改めて訊かれてみると、わからない。基本は、漠然と「こういう作品を書きたいな」と思い始めてから、何ヶ月もそれを温めて、少しずつ明確にする感じ。インスピレーション派ではないことだけは確か。

30 ストーリーはどの程度決めてから書き出しますか。

書き始めた時点で、全部決まってる。ただし、予定変更の機会はいくらでも。

31 人物の名前はどのように決めますか。

イメージで曖昧に音を決めておいて、設定年齢に多い名前からそれに合うものを探す。それを漢字にする際、少しだけひねる。

32 資料をどのくらい集めてから書き出しますか。

プロット作る時点で調べるべきことはだいたい調べてあるものの、書きながらまた調べることはいくらでも出てくる、かな。

33 小説を書くときにあなたが気をつけていることは。

できるだけ何も考えないで、書く行為に没頭すること。極端なほうが、あとで推敲するときに気持ちを切り替えやすい。

34 小説を書く能力は、どのように磨きますか。

磨けているかどうかはともかく、経験上は「読まないことにはなにも始まらない」と思う。

35 ネタが無いときはどうしますか。

ネタが無いなんていうことは、ない。ただ、考えてることを上手く言葉にできないだけ。そういうときは、街に出る。

36 あなたが小説を書く上で影響を受けたものはありますか。

ないと言えばないし、あると言うなら「今までに見知ってきた全てのものごと」。私はいろんなことに、とても影響を受けすぎる。

37 他の人の書いた小説を読むとき、ついつい注目してしまうのはどういうところですか。

良い作品であれば、何も考えずフラットな視点で読む。どこかに注目するのは、没頭してない証拠。

38 これから書きたいテーマは。

大人の青春。パッと見爽やか、触るとヌルヌルな感じの。何歳になったって人は悩むし、いつまでもちっぽけであることを描きたい。

39 感想はどのように得ていますか。

ネットで作品公開することで得ている、と思ってた。でも、自主制作本を作って初めて、今までほとんど感想をもらってなかったんだなあと気付いた。自分から動かないと、だめですね。

40 批評されても良いですか。

良いよ。

41 あなたの未来予想図、22世紀の世界はどうなっていると思いますか?

どうせ私は死んでいるんだし、どうでもいい。

42 ますます発達する科学。人間のクローンについてあなたの考えは。

どんな事情があっても、要らない。

43 超能力やUFOを信じますか?

信じない(でもそれは、信じるが故の畏怖から来る感情かも)。

44 世界の終末はどのように訪れると思いますか。

ある日突然、前触れもなく訪れたりはしない。進化と同じだけの時間を使って、退化して終わる。

45 世界平和は実現しますか。

しない。実現するとしたらそれは、誰とも敵対せず、誰もが疑いを抱くことのないカリスマに、全人類が一人残らず洗脳される瞬間。

46 最近の凶悪犯罪についてどう思いますか。

人間は頭悪くなったなあと思う。

47 政治家に物申す!

もっとがんばって!

48 宗教についてどう思いますか

大人になって気付いたけど、仏教はとてもいいものだ。

49 一日は二十四時間ですが、ほんとは何時間くらい欲しいですか?

24時間くらいがちょうどいい。それ以上多いと無駄遣いするし、少ないとパンクするから。

50 現代に生まれてきて満足ですか。現代以外ならいつ頃生まれたかった?(過去・未来どちらでも)

あなたに出会えたから、満足。これ以上未来はイヤ。過去なら、強いて言えば鎖国直後くらいの日本に。

51 「ファンタジー」とは?

私には行くことのできない世界。

52 何処かに引越しをするとしたら何処へ引っ越しますか。

どこへでも。

53 旅は好きですか。何処へ行きたいですか。

どうやら好きみたい。どこでも良い、どこかに行きたい。

54 登場人物の死についてあなたの所見を。

できる限り扱いたくない。自分が扱う際は、なるべくフラットな視点から語る。

55 メールや掲示板の書き込みなどで「顔文字」や「(笑)(爆)(死)」の類は使いますか?

臨機応変。昔は頑なに拒んでいた。でも、そんなことに頑なになるほうが余程格好悪いことに気付いた。

56 昨今の日本語の乱れについてどう思いますか。

言葉は生き物だし、乱れてるとは思わない。でも、言葉を使うのが下手くそな人が増えたとは思う。それは、悲しいことだ。

57 社会に不満を感じることはありますか?どういう時ですか?

いつだって。

58 小さい頃、将来何になろうと思っていましたか。

シンガーソングライター。小学校の卒業アルバムに少し遠慮して「作詞家」と書いたら叶ったので、こんなことなら「出せば何でもミリオンセラーになるシンガーソングライター」って書いておけば良かった。

59 あなたの人生設計を教えてください。

これからも行き当たりばったりで生きていく、という設計。

60 外はどんな天気ですか。風景も含めて少し描写してください。

 空気は透明で、月が見えず星の少ない夜です。大地には雪が深くそして静かに鎮座しており、その上を一匹の柴犬が駆け回っています。雪の上にみるみる描かれゆく縦横無尽な足跡は、まるで夜の厳かさを嘲笑うかのようで、そして私たちは微笑みました。

61 読書感想文は得意でしたか。

適当にそれっぽいことを書いて提出するのはなんでも得意。でも、ただそれだけ。

62 国語は好きですか?好きだった学科を教えてください。

得意だったけど別に好きでもなかった。古文だけは好きだった。

63 学校は好きですか。

サボるという行為も含めて、好きだった。「今日は行きたくない」とは思っても、「もう二度と行きたくない」とは思ったことがない。

64 運動は得意ですか。

ありえないくらい苦手。

65 鉛筆の持ち方、正しく持ってますか?

正しい使い方は、知ってる。小学校6年間書道に通ったけど、結局直らなかった。

66 実生活で「あぁ自分は小説書きだな……」と実感することはありますか?どういう時ですか。

「自分は小説書きだ」と意識したことはない。ただの「書きたがり」。

67 新聞はどこまでちゃんと読んでますか。

日によってムラ。時間がある日は、一応見出しはさらっとみて、面白そうな記事だけをきちんと読む。

68 購読している雑誌は。

今はない。まったくない。

69 本は本屋で買いますか?古本屋?図書館派?

本屋or古本屋。返すという概念がルーズにできてるから、借り物は全般向かない。

70 詩・短歌・絵など、小説以外で創作をしていますか。

詞と曲。

71 恋人はいますか。

たぶん、いない気がする。

72 何をしているときが一番楽しいですか。

気のおけない人と、適度な緊張感をもって酒を飲んでるとき。

73 あなたの人生の支えはなんですか。

人。私とつながっていてくれる、すべての人。

74 懸賞小説に応募したことありますか?その結果は?

いろいろ。まあ、結果もいろいろ。

75 日記は書いていますか?

中学に入った時から書き始めて、どうやら今も書いてるみたい。

76 今までで一番衝撃的だったことは。

衝撃過ぎて言えない。普通の人はひくと思う。

77 睡眠時間は何時間くらいですか?

ムラがある。4〜12時間くらい。

78 夜、眠りにつく前に布団の中で何を考えていますか。

ものすごい腹黒いこと。

79 長時間電車に乗る時、車内で何をしていますか。

本を読むか、音楽を聴くか、周りの人を見ている。

80 ネタになりそうな実体験を教えてください。

断る。

81 どうして小説を書くのですか。

楽しいから。あるいは、今の自分にはそれしか方法がないから。

82 小説を書いていて嬉しい・楽しいときはどんな時ですか。

全ての行程において楽しい。

83 小説を書くうえで苦労することはなんですか。

すべてが苦労。でも、心地よい苦労。

84 小説を書く時の状況は?(場所・時間・BGM等)

家。時間は気分次第。没頭のためBGMナシ、基本は飲食もしない。ただし寒いときはピュアココアを、暑いときは発泡酒を少々。

85 周りの友人や家族などはあなたが小説書きであることを知っていますか。

だいたい知ってる。

86 あなたの周りに小説書きはいますか?何人くらい?

どこまで周りと言ってよいものか。まあでも少なくはないと思う。

87 スランプに陥ったことはありますか?どう乗り切りましたか?

書けないときは書かない。

88 長時間パソコンと向き合っていると目が疲れませんか?対策はしていますか?

目薬は何があっても手放せない。でもパソコンと向かい合ってるより、紙と向かい合ってる方が、なにげに目のダメージは大きい。

89 最近難解な漢字を使用する作家が多いようですが、あなたはどうですか?

私もそんな時期あった。はしかのようなものです。

90 こういう小説は許せない!

別に許すとか許さないとかはない。

91 自分の小説に満足していますか。

いつも書いたそばから満たされなくなる。エンドレス。

92 他の人のオンライン小説、どれくらい読みますか?

気に入った作品は何度も読むけど、最後まで読まない作品のが多い。総じて少ない。

93 同人誌に参加したことはありますか。

ある種同人誌だと思う、というようなものなら。

94 将来的にプロ作家になりたいですか。

昔は考えてたけど、今は別に。なるようになれ、と。

95 それはどうしてですか。

世に出したいと言ってくれる人がいるなら喜ばしいし、そうじゃなくてもやり方はいくらでもあるから。

96 あなたの自作小説を一つだけ薦めてください。

四の五の言わずに、端から全部読んでください。

97 構想中のネタをこっそり披露してください(言える範囲で)。

無理。

98 いつまで小説を書き続けますか。

「もう書きたくない」と思える日まで。

99 読者に一言。

そこにあなたがいると思うから、書いていけます。無理にとは言いませんが、できればいつまでもそこにいてください。

100 あとがき。

こうして私は言葉をしゃぼん玉のように吹き飛ばし、またすぐに満たされない気持ちになるのです。



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