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0830
未来は、たとえどんなに希望に満ちていたって、常に何かしらの不安は含まざるを得ない性質の物で。現在は、たとえどんなに酷い状況に思えたって、常に何かしらの安定要素によって成り立つもので。
そんな現在を捨て続け、未来に立ち向かい続けることが、生きるということなのかもしれない。
0828
感動する心がなくなった、と思っていたけれど。
別段、私の中の感動する心が消えてしまったわけでも、感動するほどのものが世界から無くなってしまったわけでもないと気付いて、ほっと胸をなでおろす。
ほんのたまにだから、突き動かされる。
0827
稚拙すぎたあの頃の自分に、教えてあげたいことは沢山あるけれど。どんなふうに生きようが辿り着く場所が同じであって欲しいと願うのは欲張りすぎるから、やっぱりあの頃の自分はそんなこと知らなくて良かったのだろう、と。
緩やかに笑う瞬間。
0826
不自由の真ん中あたりにある限られた自由のなかで、ジタバタしてるのが好き。
私は何処へも行かない。だけど、此処にも居ない。
誰かの掌の上で踊らされる贅沢。
0823
理想と現実を比べるからもどかしいのであって。
理想はあくまで現実になりえないものとして置いといて、それよりも、予想できない範囲で次々と事件が起こる現実を楽しめばいいじゃん。
0822
たとえば、それが逃げた先に待ち受けていた現実だとしても。
あるいは、戦ってようやく勝ち得た末の現実だとしても。
やっぱりそれを受け入れる為には、いろいろな抵抗が心の中に生まれてきてしまうのだから、何が正しいのでも、何が間違っているのでもないような気がしている。
0821
正直言って。私は自分のことが好きで好きで堪らない。
だから余計に、自分の中にある許せないことを見つけてしまったとき、気になって、排除したくて、でもそれが自分なのだと知って、苦しくて死にたくもなる。
ありのままの自分と向き合っている、というよりは、単に逃げられないだけの自己愛。
0820
何の疑問も無く幸福感を噛み締めるほど、私は無防備ではないと、思っていたのだけれど。寝言で私の名前を呼ぶあなたを見ながら、何もかもを疑ってかかるほど、私は気が利く訳でもないのだと悟った。
そして、私はそれで間違ってはいないのだ、ということも。
0819
何事に対しても、自分でけじめをつけるのがひどく苦手だけれど、区切りがあることはとても潔いことのように思える。
終わり行く夏を、僕はどうやって生きよう。
0817
生き続けると云うことは、居場所を探し続けることと殆ど同じような意味を持っている。
二度と失う心配がなくなるその瞬間まで、ずっと。僕らは続けていくしかないのだ。
0814
懐かしい匂い。懐かしい声。懐かしい景観。
十二年経とうが、それが何? と思わせるほど、儚いときの流れ。
0812
二年前の今日、どうしようもなく心を支配してしまったあの衝動が何だったのか、なんて、今は別に知らなくてもいい。ただ、三年経っても五年経っても十年経っても、何十年経ったとしても、忘れなければいいと思う。
あのときの生々しい感覚だけ、忘れなければいいと思う。
0810
人は百の可能性を生まれ持っていて、そこから九十九の可能性を削ぎ落として残った一つだけの結果的な可能を『現実』だと思うのなら、生きるのはつらいのでしょうけれど。
本当は、初めから一つしか持っていないから、失っているものなんて無い。
0809
歳がすこし上の先輩が語るリアルな恋の話を、やたら聴きたがってた。そう、今、彼女が私に向けてるみたいな、あんな眼をしながらさ。彼女もいつか幸せを手にしたら、大人になりかけている次の世代の子に、それを語るのかもしれない、なんて思いながら、私は彼女の好奇心を受け入れる。
これだから、時を重ねるのって、意外と悪くない。
0808
泣きたい気持ちになるときに限って、とても泣ける状況じゃない。
だからいつも僕は、どうでもいいような場面で泣いて、君を困らせてしまうんだ。
0807
高校時代の友人と久しぶりに会い、高校時代と同じようなことで悩んでいる彼女の話を聞く。私はそれに呼応するように、自分なりに考えたアドバイスらしき一言を口にする。彼女はそれを聞いて、少し唖然とした。
「高校時代も、同じこと言われたよ」
お互いに成長が無いと笑ったけれど、本当はそうとも言い切れない。
0806
無くしてみて初めて大切なものだと気付く、というのはよく言われることだけど、だからといって、今、その掌中に収めたソレが、無くしてみないと大切かどうか判断できないって言うんなら、そんなもの今すぐにでも手放しちゃえよ。
あんたがそう思ってる限り、ソレはやがて失われてしまうのだから、さ。
0804
ときめくことが持続しないというわけでは決して無く、ときめきには変化が伴わなければならないということなのだろう、と思いながら。
永遠に続いているかのようにすら思えた夏にも、さよなら。
0802
もうずいぶん生きてきたのに、僕はいまだにどれが本当の自分なのかもわからない。たぶん、そうなるような生き方をしてきてしまったのだろうし、これからもそういうふうに生きていくしかないかなって気がする。
それが本当の自分だって言われたら、そんな気もする。
0801
ホメテアゲタイ、って言葉をもらった。
そんな単純なコトバが自分でも意外なくらい嬉しくて思わず小躍りしちゃったのは、褒めて欲しかったから、じゃなくて、たぶん、言いたいことが伝わったから。
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