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0525
来年の自分のことを予測するのは簡単だよ。好き勝手な理想を並べ立てたって、誰にもその真偽のほどは解らないんだから。
けど、明日の自分はうまく予測できないんだ。
0518
子供の頃、時間は狭い世界の中で点が連なるように進んでいた。今の僕らは、少しばかり広くなった世界の右や左を常に見ながら、平面が連なるような時間を進んでいかなきゃならない。
時間が短いと感じるようになったのは、たぶんそのせいじゃないのかな。
0516
昔だったら迷わず買っていたようなチープでポップな可愛い雑貨が並んでいるのを久々に見に行ったけれど、あまり心が躍らなくなっていたので、その理由をぼんやり考えた。
1.売っているものの質が悪くなった
2.私の乙女心がなくなった
3.私のセンスが既製品を超えてしまった
いろいろ考えたあげく、どれも正解ではないと思いこもうとしている自分が、一番みっともないと思った。ま、決めなくていいよ。どうせ答えなんて、あってないようなものなんだから。
0511
泣き顔を見せたことのない私を何の悩みもないただの楽天家だと決めつける彼女のことを、私は心の中で愚鈍だと見下し、その幼さに苛立っていた。つもりだった。
本当は、泣きたい時に泣き、笑いたい時に笑い、怒りたい時に怒るという当たり前のことが当たり前にできる彼女を羨んでいながら、羨ましいと言うことすら出来ないあまのじゃくこそが、泣かない女の正体だったのだと、後になって気付く。
0510
男の浮気に寛容になれるのが大人の女だとは思わない。
けれど、相手を責めたところで何かが改善するわけでもないことは事実で。浮気の原因のうちの少なくともひとつくらいは自分にあることを素直に認められないようじゃ、たぶん大人の女にはなれない。
0506
僕等は西に向かって走った。真っ正面に沈む夕日を観た。
それでも僕等は西へと走った。ひとつ山を越えると、眼の前で沈んだと思った夕陽が、再びその姿を現した。そんなことを何回か繰り返した。
だから僕等はひたすら西へと走った。いつか本当に夕陽が沈む時が来ることくらい、解っていたけれど。
0505
そんなに必死になって洗わなきゃいけないほど、あなたの心が汚れてるようには見えないのだけれど。
ま、心の洗濯が出来たんなら、それに越したことはないよ。
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