名前を呼んで
 
 ドラマでは既に流れているらしいのですが、あまりテレビを見ない私はそういった話題にはまったく疎く、迂闊でした。三月に発売になるTOKIOさんの新曲が『花唄』というタイトルなのだそうで、結構ビビっています。本気でサイト名変えようかとすら考えています、そのくらいビビっています。
 いえ、TOKIOさんが嫌いなわけではありません。むしろ、aiko贔屓の私にとっては、なんとなく親近感のあるグループです。好きと言っても良いです、ある意味。
 しかし、タイトルが被るというのは、あまり良くないです。ここはひっそりとした場所なのです。しかし、現在のところ、googleで「花唄」を検索すれば、一番上にこのサイトがヒットします。TOKIOを熱烈に愛している人が、このキーワードで検索して、沢山流れて来たらどうしよう、と思うと、夜も眠れません。

 このサイトを始めたときに、どうしてこのタイトルにしたのかは、詳細には忘れました。ただ、「花」という字を使いたかった事、その頃、作詞家としてなんとなく先が見えてきたのもあって、唄を口ずさむように言葉を紡いでいけたら、という願いがあり、いろいろと言葉をいじって、「花唄」いいじゃない、等と思いつきました。
 「鼻歌」という言葉をかけた、なんとなくきれいな字面が気に入って、決めました。

 今まで7つくらいのサイトを持ってきましたが、そのたび、他所様のサイトとタイトルが被るのを、極度に避けてきました。絶対に他に無いものを、と。オリジナリティーを強調するためではなく、比べられたり、自ら意識してしまうような相手など、欲しくないからです。
 開設当時(2000年10月頃)も、「花唄」という言葉でくまなくネット上を検索した上で、被りの無いことを確認してからこのタイトルを選定しました(但し、現在は同タイトルのサイトが存在しているみたいです)し、多分、日本語としては無い言葉だと思ったのも決めた理由でした。

 私の発想の泉など浅いもので、同じ事を考える人が世の中に数人いたとて、まったく不思議は無いのですが、このサイトと離れた場所で、違う「花唄」という言葉が浸透していくことを考えると、なんだか寂しくもあります。何においても、名前というのはそういった意味で、厄介な存在です。
 そんなことを言いながら、自分も人様のサイト名を(了承は得たけれど)歌のタイトルに頂いて、既に世に送り出してしまっているのですが。

 さて、サイト名を変えようかどうしようか、悩むところですが、やはりこの言葉が好きなので、しばらくはこのままで行こうかなとは思っています。何はともあれ、まだ聴いていないTOKIOさんの「花唄」を、一度聴かねばなるまい。(2002/2/28)